一つテンヤロッドを選ぶポイントとランキングベスト3!おすすめモデルから高コスパモデルまで!
シンプルでライトなタックルでマダイを釣り上げる一つテンヤ。
船釣りではパワーのあるロッドと電動リールを使った釣りも多いですが、一つテンヤは正反対のライトな釣りです。
そのためロッドも船釣りで一般的な、両軸リールや電動リールを使ったパワー系の釣りとは一味違います。
このページでは一つテンヤのロッドを選ぶときのポイントと、当サイトおすすめ版とコスパ重視版の2つに分けて、ランキングにして紹介していきます。
チャチャっとランキングを見たい!という方は、下の目次のリンクから飛んでください。
一つテンヤマダイロッドを選ぶポイント
まず選ぶときのポイントについて触れておきましょう。
「まず1本一つテンヤロッドがほしい」というとき、当サイトの管理人が考える一つテンヤロッドの選びかたは以下の通りです。
- 代用もできますが長く使うなら専用竿を使いましょう。
- とりあえずの1本には240MHがおすすめ。
- 個人的な意見ですがお金をかけるならロッドよりもリールのほうに。
ひとつずつ説明していきます。
代用もできますが長く使うなら専用竿を使いましょう。
一つテンヤはスピニングリールを使います。
船釣りでは両軸リールや電動リールがメインで使われるので、ロッドを使いまわそうとしてもあまり合うものがありません。
強いて言うならシロギス、ティップランロッドあたりでしょうか。マイナーですが一つテンヤとティップランの両刀ができるロッドも販売されています。
頑張って代用できるロッドを探してみると、アジング・メバリングロッドも使いまわしができそうです。
ただシロギス用のロッドは長さが180cm前後と短く、アジングロッドは釣り物が小型ゆえパワー的な面で物足りなさを感じます。
というわけで上記のロッド以外の代用は難しいと思われるので、代用可能なロッドを持っていて1回しか行かないという方以外は、専用ロッドの購入をお勧めします。
専用の一つテンヤロッドのメリットとして、フォール中(仕掛け落下中)のあたりが取りやすいこと、バットパワー(竿の根元)が強いため大ダイでもしっかりタメが効くといったポイントがあります。
とりあえずの1本には240MHがおすすめ
一つテンヤロッドは230〜255cmの長さが多いです。竿の硬さはメーカーによって微妙に違いますが、「ML・M・MH・H・HH」の順に固くなります。
その中で最初の1本、とりあえず1本というときに選びたいのは240cmで硬さはMH。
ちょうど真ん中のモデルなわけですね。なぜ真ん中が良いのか解説していきます。
まずロッドの長さごとの特徴を見てみましょう。
短いロッド | 長いロッド | |
---|---|---|
キャストのしやすさ | ○ | △ |
シャクリのアピール度 | △ | ○ |
風の影響 | 受けにくい | 受けやすい |
ファイトしやすさ | △ | ○ |
こんな感じで特徴があって、短いロッドは操作性の良さ、長いロッドは釣りの展開を優位にする性能がそれぞれ目立ちます。
短いロッドは取り回しがしやすいため一つテンヤでよく行うアンダーキャストに向いていて、短さゆえに風が強い日でもロッドのバタつきが少なくて済みます。
反対に長いロッドは1回のシャクリの幅が大きくなるため、マダイへのアピールがしやすいというメリットがあります。
さらに長さを生かしてファイト中にタメが効くほか、船の下に潜られたときに対応しやすくなります。
細いPEラインを使う一つテンヤでは、ラインブレイクを軽減できる要素は大きなメリットになります。
次にロッドの硬さの特徴を見てみましょう。
柔らかいロッド | 硬いロッド | |
---|---|---|
フッキング性能 | △ | ○ |
ロッドのパワー | △ | ○ |
食い込みやすさ | ○ | △ |
柔らかいロッドのメリットはなんといっても食い込みの良さです。
食いが渋い時のスムーズな食い込みは抜群で、マダイに違和感を与えずに食わせることができます。
硬いロッドのメリットは硬さを生かしたテンヤ操作のしやすさと、フッキング性能の良さです。
冬など深場にいるマダイをしっかりフッキングするためにはロッドの硬さが重要です。
マダイの口は堅いので、フッキングが甘いとファイト中の首振りでバラす可能性が出てきてしまいます。
これを軽減できるのが硬いロッドの良いところです。
このようにそれぞれ良いところがあるのですが、ちょうど真ん中の番手である240MHは長さと硬さの良いとこどりができる、というわけですね。
操作性が良く、適度なハリがあってシャクリもしやすいロッドを1本持っておけば、かなり長く使えるでしょう。
ミドルクラス以下でも良いものがたくさんあります
まず1本というときには、高額なロッドには手が出ないと思います。
しかし最近は2万円以下のクラスでも良いモデルが多くあります。
例えばシマノの炎月一つテンヤマダイBBやSSシリーズ、ダイワの紅牙テンヤゲームシリーズは販売価格では2万円以下です。
リーズナブルな価格ですが軽くて操作性の良いロッドなので、長く使っていける性能をしっかり備えています。
高コスパランキングの方では2万円以下のモデルを紹介していきます。
個人的な意見ですがお金をかけるならロッドよりもリールのほうに
これはあくまで管理人の考えですが、ロッドとリールどちらにウエイトを置くかというとリールです。
なぜかというとロッドには消耗部品がないですが、リールには消耗しやすい部品があるからです。
リールを長持ちさせるには、リール自体の強度が重要になります。
リールの強度というのは、防水構造であったりギア素材の強度です。
強度が弱いと大きな魚とファイトするとギアが痛んでしまい、巻いた時のゴリ感が出てきたりします。
また一つテンヤはライトタックルの釣りなので、ドラグ性能が良いリールを持っておきたいところです。
このような理由からリールは良いものを選んでおいた方が安心です。
当サイトおすすめ一つテンヤロッドランキングベスト3!
ここからはおすすめロッドランキングを見ていきましょう。
マダイのアタリを目感度、手感度の両方で捉える穂先。食い込ませ、掛けるという2つの動作を両立させるバランス。
決して軽量ではないですが、ロッドのバランスが良いためまったく重さを感じないでしょう。
穂先の感度、ロッドのパワー、操作性のすべての要素を合わせ持った1本です。
ダイワのロッドといえばメタルトップとAGSガイドでしょう。
金属素材で感度に非常に優れたメタルトップと、軽量かつ感度の良いAGSガイドを搭載。
2つの要素を合わせれば、もはや取れないアタリは存在しない?
そんなレベルの釣りが展開できるのロッドがMH235MTです。
ルアーに強いメーカー、ジャッカルの一つテンヤロッド。
価格は3万円台と手ごろながら、操作性の良さと大ダイとのファイト時も安心なパワー、感度の良さを兼ね備えています。
ジャッカルのロッドは若干硬いので、中間の硬さはMLを選べばいいでしょう。
高コスパモデルランキングベスト3!
続いて高コスパモデルランキングです。
最初の1本に最適で、長く使えて価格も手ごろという条件をクリアできるモデル。
一つテンヤマダイロッド選びで失敗したくない、という方必見です。
軽くて操作性が高く、食い込みも良いという一つテンヤに必要な3拍子を揃えたモデルです。
シマノの一つテンヤマダイロッドで2021年にモデルチェンジしました。
上位モデルに匹敵する完成度の高さで約2万円です。
これ1本あれば十分と言ってもいいほどではないでしょうか。
ダイワの紅牙シリーズで一番リーズナブルなモデルです。
上記モデルのようなメタルトップやAGSガイドは非搭載ですが、一つテンヤマダイを楽しむ基本性能はバッチリ。
ダイワのロッドで始めたい方におすすめ。
炎月シリーズの中で一番安く、エントリーモデルに最適な1本。
上位モデルのエンゲツ一つテンヤマダイSSと比べてやや重量があり、搭載テクノロジーが減りますが使いやすくデザインもなかなかです。
シマノが好きでできるだけ安く抑えたいという方にはズバリこれでしょう。