シマノ「18フォースマスター600」ついに登場!9月発売予定!
目次
ようやく来た600番!糸巻量はダイワ200番と同じPE2号300メートル!
つい先日、シマノから「18フォースマスター600」が発表されました。
ラインナップは大型ラウンドノブのシングルハンドルとEVAのダブルハンドルで、どちらも右ハンドルです。
600は2018年9月発売予定、ダブルハンドルの600DHは10月発売予定です。
この聞き慣れない?600番という番手ですが、個人的には「やっと出たか!」という感じです。
というのは、現行のシマノの電動リールでは400番の次が800番に飛んでしまうので、なぜ600番がないのか疑問だったからです。
シマノの400番ではPE2号が200メートル、800番では3号が300メートル巻けますが、この中間の「2号300メートル・3号200メートル」というキャパがなかったわけです。
この「2号300メートル・3号200メートル」というのはダイワの200番に当たる糸巻量なので、シマノ派の人は800番を使うしかなかった現状から見て、やっと穴がなくなったと思う人も多いでしょう。
シーボーグ200Jの人気度から見ても、多くのライトゲームをカバーできる人気サイズになってくることは間違いないので、PE2号を使う釣り物をやるならぜひ持っておきたい1台ですね。
もうすでにネット通販でも予約受付が始まっています。
フォースマスター600の価格とスペック
ではフォースマスター600の価格とスペックを、同じ糸巻量のシーボーグ200Jと比較しながら見てみましょう。
自重 | 最大ドラグ力 | 糸巻量 | 巻上速度1kg負荷時 | 定価 | |
---|---|---|---|---|---|
フォースマスター600 | 490g(予定) | 8.0kg | PE2-300 3-200 | 148(m/分) | 82,000 |
シーボーグ200J | 460g | 8.0kg | PE2-300 3-200 | 152(m/分) | 74,000* |
ほぼシーボーグ200Jと同じですね。
糸巻量が同じなので必然かもしれません。
定価がフォースマスター600の方が高いですが、シーボーグ200Jは定価の最後に米印がついているので最大の割引率はフォースマスター600の方が高くなります。
米印についてはこちらの記事で解説しています。
フォースマスター600のここが新しい!
フォースマスター600にはこれまでの電動リールにはなかった機能が搭載されています。
この新しい機能たちを少し紹介します。
タッチドライブ
フォースマスター600を見てまず思うのが、巻き上げのダイヤルがない!というところ。
800番以下のモデルに搭載されていたスマートダイヤルから、フォースマスター600では「タッチドライブ」に替わっています。
この「タッチドライブ」のどこがすごいのでしょうか。
- 親指の押圧だけで31段階のスピード調整ができる
- レバーを「動かす」のではなく、スイッチを「押すだけ」なのでとにかくレスポンスが速い
- スプール部分から離れているのでサミング時の誤動作を回避できる
特にすごいと思ったのはこの3つですね。
巻き上げ動作が速く、スピード調節が簡単で、トラブルも少なく、というのがタッチドライブです。
サミング時の誤動作というのも意外と多く、一日釣りをしていると数回はあったように思います。
それがなくなるというのもストレスがなくて良いですね。
ちなみに初期設定ではスプール側が増速、レベルワインダー側が減速になってますが、スプール側を減速というように、使いやすい方に変更ができます。
今までスマートダイヤルやダイワのジョグパワーレバーを使っていた場合は、変更したほうが使いやすいかもしれません。
フリークラッチ
従来のクラッチレバーの操作と言えば、「クラッチを押してオフ、戻すかハンドルを巻いてオン」でしたが、フリークラッチは「押してオフ、もう一度押してオン」です。
この機能は画期的で、サミングしながらクラッチ操作ができるようになります。
サミングしている指を動かさずに済むことで、時間短縮とバックラッシュ防止のメリットが生まれます。
コネクターの位置
もうひとつ変わったところは、電源ケーブルを挿し込むコネクターの位置です。
これまでの電動リールはコネクターはハンドルの逆側でしたが、フォースマスター600はハンドル側に配置されています。
これによってリールがより握りやすくなり、タッチドライブの操作もしやすくなるわけですね。
通販でも予約受付開始!現時点の最安値は?
シマノHPで公開されるのとほぼ同時に予約受付もスタートしています。
現時点での最安値は定価の30%引きくらいです。